サッカー界の裏切り者トップ10 禁断の移籍の代償は焼けた豚の頭!?

怪物や聖なるポニーテールもランクイン

Roberto Baggio of Juventus FC

 9位と10位は、フィオレンティーナから移籍した選手の例だ。9位の「聖なるポニーテール」と呼ばれたイタリア代表の天才ロベルト・バッジオは、ユベントスの選手として初めてフィレンツェで迎えたゲームで、試合中にボールに触るたびにブーイングを受けた。しかし、試合中のPKのチャンスでキッカー役を拒否。交代を命じられるが、古巣のサポーターから拍手で送りだされた。一方で、試合後にフィオレンティーナのサポーターから投げ込まれたタオルマフラーを手にスタジアムを出たことで、ユベントスサポーターをも敵に回す悲しい古巣対決になった。10位の現在ACミラン主将のリッカルド・モントリーボは、初めての敵地古巣対決で鮮やかなミドルシュートで先制ゴール。強烈なブーイングとヤジを浴びせられた。

 上位にランクインしたサポーターのリアクションはかなりの問題行動と言えるものだが、根底にあるのは愛情の裏返しでもある。タイトル獲得への貢献などサポーターに愛されれば愛されるほど、対戦相手として姿を現した時の敵対心も大きくなるのだろう。もちろん、選手が身の危険を感じるような行為は断じて許されるものではないが、こうした激しい感情のぶつかり合いもまたサッカー界におけるスパイスであるのかもしれない。

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

 

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