復調した天才ロイス、香川との黄金コンビで2得点 「ゴールは時間の問題だった」

重なり合う才気

 ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスは25日、ブンデスリーガ第10節の本拠地アウクスブルク戦で日本代表MF香川真司からの連続アシストで復活の2ゴールを決める活躍を見せた。

 香川との黄金コンビでドッペルパック(1試合2得点)を決めた。前半21分、香川は左サイドでボールを受けると、マーカーをあざ笑うかのように巧みなステップと素早いターンでボールを持ち出す。そこから左足でクロスを送ると、これにMFロイスがスライディングで飛び込み、ニアサイドに強烈なシュートをたたき込んだ。

 34分にはペナルティーエリア内で2人の才気が重なり合う。香川のヒールパスに反応し、冷静にフィニッシュ。相棒からの2アシストで前半で勝負を決めた。

 今季リーグ5得点に伸ばしたロイスは左足親指の亀裂骨折など故障に苦しんできたが、クラブの公式サイトで復活への手応えを口にしている。クールなエースはこう語った。

「すべての決定機をつかめなかったし、チャンスを外してきたと書かれてもあまり気にはならなかった。ゴールできるチャンスを生かせたことは良かったし、ピッチ上でいろいろなところに顔を出すことができた。ゴールを決めるまでは時間の問題だったよ。チームの勝利に貢献できてうれしいね」

 

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