充実の香川、ドルトムントの流動自在な攻撃力に自信 「僕たちについていけない」

怒濤の3アシストで勝利に貢献

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は25日、ブンデスリーガ第10節の本拠地アウクスブルク戦で左インサイドハーフとして先発出場した。黄金のホットラインを誇るドイツ代表MFマルコ・ロイスの2得点を演出するなど圧巻の3アシストでチームの5-1の勝利に貢献した。香川は、黒と黄のファン、サポーターを沸かせた高度な連動性と攻撃力について「(相手は)僕たちのスピードについていけていない」と自信を浮かべている。ブンデスリーガ公式サイトのインタビューで語った。

 この試合は絶好調を維持するガボン代表の韋駄天FWピエール・エメリク・オーバメヤンが前半18分に口火を切り、衝撃のゴールラッシュがスタートした。

 先制点の重要性について質問された香川は「そうですね。完勝みたいになりましたけど、こういうゲームは先制点や2点目を取るまで苦労しますし、取れなかったらどうなるか分からないので、先制点を取れたことはチームとして大きかった。そこから立て続けにゴールが取れたので良かった」と冷静に振り返っている。

 10月4日の首位バイエルン戦では1-5で惨敗したが、それ以降は公式戦3試合で先制点を奪い勝利している。

「決めるべき選手が決めてるし、先制点の流れもすごく良かった。最初から相手に対して流動的に、たたみかけていたので。その中で最初の10分に(ゴールを)取れたらベストだったけど、そのあとで取り方も良かった。逆に相手の入りが悪かったというか、僕たちのスピードについていけていない感じはしていた。(前半に)3点取り切れたことは良かったと思う」

 

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