クロップ監督、強行軍の若手選手の負傷離脱に苦慮 「馬のように扱われた」

リバプールは野戦病院化

 負傷者が相次ぐ異常事態にリバプールのユルゲン・クロップ監督は、若手選手が「まるで馬のように扱われている」と不満を漏らした。イングランドU-21代表DFジョー・ゴメスや、イングランド代表FWダニー・イングスが膝の靱帯(じんたい)断裂で今季絶望。さらに、下部組織出身の逸材、MFジョーダン・ロッシターもイングランドU-19代表での連戦により負傷離脱し、ドイツ人指揮官は頭を悩ませている。英国営放送「BBC」が報じている。

 ロッシターは、U-19欧州選手権予選を戦うU-19イングランド代表に招集され、今月8日から13日の6日間で、3試合を戦う過密日程をこなした。だが、その後、ハムストリングを負傷。約1カ月の戦線離脱が決定した。

 こうした状況をクロップ監督も危惧している。過酷な日程を強いられている選手たちが「馬のように扱われている」と指摘。これだけの短期間で、多くの試合をプレーするのは聞いたことがないとして、改善を要求している。

「ロッシターの件は特別だ。このことを誰に話せばいいのか分からないが、誰かに話して解決策を見つけたい。これは良くないことだ」

 エースFWダニエル・スタリッジや主将MFジョーダン・ヘンダーソンらも故障を抱え、欠場が続くリバプール。48歳の名将も、野戦病院と化した現在のチーム状況には頭を抱えるしかなかった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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