アーセナル戦で痛恨ミスの守護神をペップが擁護 「これがフットボールだ」

前半から好セーブ連発のノイアーを称賛

 バイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督が、20日のUEFAチャンピオンズ・リーグ(CL)のアーセナル戦後、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーを擁護したと、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
 バイエルンの守護神は序盤からスーパーセーブを連発しながらも、後半32分の相手FK時の飛び出しミスにより、フランス代表FWオリビエ・ジルーに決勝点を献上。今季公式戦全勝中だったバイエルンだが、この試合を0−2で落とし初黒星を喫した。
「前半に彼は、偉大なセーブを何度も見せてくれた。(失点シーンでの)その判断が正しかろうが、間違っていようが、私は人生で選手の判断について批判したことはない。我々はマヌエル・ノイアーのせいで負けたわけではない。これがフットボールだ。彼はあの状況で決断を下した。それだけだ」
 スペイン人指揮官はこう語った。ノイアーは後半32分、相手FKの場面でゴール中央に飛び込んできたクロスに反応。だが、相手DFコシエルニーとドイツ代表MFミュラーが空中戦で交錯した際に、ボールを見失ってしまう。ボールに触ることもできず、最後はクロスに飛び込んだジルーが泥臭く顔面で先制点を押し込んだ。

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