グアルディオラの美学 ベンゲル、ファーガソン流の20年政権は「不可能で退屈なこと」

「アーセナルは例外。ベンゲルは全権を握っている」

「アーセナルは例外だ。サー・アレックス・ファーガソンがそうだったようにね。ベンゲルは監督というだけでなく、スポーツディレクターでもある。彼はクラブ全体を一変させた。彼ら(アーセナル)は、彼が来る以前は守備的なサッカーをしていた。ベンゲルは単なる監督以上の存在。彼がほぼ全権を握っている。彼は今後もクラブにとどまるだろう。私? 私は『ノー』だよ」
 そのベンゲル監督も、契約満了を迎える来季終了後、アーセナルを退団するとも報じられた。多くのビッグクラブでも、わずか2、3年で監督が変わる状況が当たり前となっている。ペップもこれまでに、バルセロナで4年、バイエルンで3年目の指揮を執ってきたが、スペイン人監督には、一つのクラブにとどまる考えはない。リバプールのユルゲン・クロップ新監督に続き、グアルディオラ監督もブンデスリーガからイングランドに向かうのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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