英メディアがプレミア日本人対決で辛口採点 岡崎、吉田とも両軍ワースト

岡崎は前半で交代 吉田は途中出場後2失点

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティと、DF吉田麻也が所属するサウサンプトンが17日に激突。終盤にレスターが2点差を追いつき、2−2のドローに終わった。岡崎は先発出場し、ハーフタイムで途中交代。吉田は後半15分から途中出場と、ピッチ上での直接対決は実現しなかった。

 英衛星放送局「スカイ・スポーツ」の採点では、途中出場の吉田、途中交代の岡崎ともに5点という低評価で、両チームを通じてワースト評価となった。

 サウサンプトンでは主将DFフォンテ、新加入DFファン・ダイクという2人のセンターバックがそれぞれ得点を挙げるなど、吉田がポジションを争うライバル2人が活躍した。吉田は右サイドバックのセドリックに代わってピッチに立ったが、チームはその後2点を失い、勝ち点1にとどまった。

 一方の岡崎は、得点がないまま、後半開始と同時にベンチへ下がった。前半45分のみの出場で交代するのは今季4度目。日本代表として臨んだワールドカップ・アジア2次予選のシリア戦では、1得点に加え、先制のPKを奪う活躍を見せたが、プレミアリーグではこの日も不発。7試合無得点が続いている。

 この試合、相棒のイングランド代表FWヴァーディは6試合連発、しかも2得点でチームを救う大活躍を見せた。採点でも両チームトップの8点で、マン・オブ・ザ・マッチに選出されている。前線からの果敢なチェイシングで、クラウディオ・ラニエリ監督からの信頼厚い”侍ストライカー”だが、肝心のゴールが奪えず、苦しい状況が続いている。

 

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