ドルトムントCEOが断言 「リバプールから”裏切りのオファー”は届かない」

クロップへの絶大な信頼を改めて表明

 

 ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァッケCEOは、リバプールの新監督に就任した英雄ユルゲン・クロップ元監督への絶対的な信頼を、今でも抱いていることを明らかにした。ドイツ地元紙「ビルト日曜版」が報じている。

「ユルゲンはドルトムントの利益を損なうようなことは断じてしないだろう。私は100パーセント確信している。我々の知らないところで選手にアプローチしたりしない。我々はあまりに緊密な関係なんだ。多くのことをともに乗り越えてきたからね」

 ヴァッケCEOは2010-11シーズンからブンデスリーガ連覇に貢献し、12-13シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出へと導いた名将が、裏切りの引き抜きをすることはないと断言している。

 クロップ監督は昨季限りでドルトムントを去ったが、その絆は今でも強固に結ばれている。昨季のホーム最終戦では、超満員のサポーターが惜別の涙を流した。リバプール監督就任決定時には、ドルトムントが公式ツイッターで、ビートルズの名盤ジャケットで有名な「アビーロード」でジャンプする指揮官の合成画像とともに、新天地での幸運を祈るメッセージを送るなど、粋な計らいを見せている。

 

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