Jリーグの連係弾をスペイン紙称賛! G大阪の美しい一撃…「日本最高級のティキ・タカ」

ガンバ大阪MF小野瀬康介【写真:Getty Images】
ガンバ大阪MF小野瀬康介【写真:Getty Images】

G大阪MF小野瀬のゴールにスペイン紙も注目 動画付きで紹介「美しい連係プレー」

 Jリーグが開幕して激闘が繰り広げられるなか、スペインの全国紙「マルカ」があるゴールに注目し、「日本最高級のティキ・タカ」と称賛している。

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 スペイン紙が取り上げたのは、2日に行われたJ1第2節、清水エスパルス対ガンバ大阪(2-4)の一戦だ。両軍合わせて6ゴールが生まれたなか、脚光を浴びたのはG大阪の25歳MF小野瀬康介が決めたゴールだった。

 試合は前半17分にFW中村慶太のゴールで清水が先制。0-1と劣勢のG大阪も反撃に出ると、同29分に鮮やかなコンビネーションを披露する。

 敵陣左サイドでMF今野泰幸が縦パスを入れると攻撃のスイッチが入り、FWアデミウソンがダイレクトでMF倉田秋にパス。その瞬間、左サイドライン際のDF藤春廣輝が猛然とスペースへ走り込む。倉田はトラップと同時に向きを変え、間髪入れずに藤春の前方にパス。走り込んだ藤春はダイレクトで中央にグラウンダーのクロスを供給すると、勢い良く飛び込んだ小野瀬が鮮やかに左足で蹴り込んで同点ゴールを奪った。

 G大阪が相手の守備を無力化する鮮やかなパスワークを見せつけたなか、スペインの全国紙「マルカ」がこの一撃に注目。動画付きで紹介すると「日本最高級のティキ・タカ」と賛辞を送り、「ガンバ大阪のコウスケ・オノセが、29分に美しい連係プレーから清水戦で1-1の同点ゴール。試合も4-2で勝利した」と記している。

 “ティキ・タカ”とは、華麗かつ正確なパスワークを時計の秒針音「チク・タク(スペインではティキ・タカ)」にたとえたプレーだが、G大阪の流れるような一撃を“ティキ・タカ”の本家スペインも称えている。

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