瞬間的な動きでカットイン 香川らしさが凝縮された超絶アシスト

「あそこは絶対に空く」とピンポイントで岡崎に

 日本代表MFの香川真司(ドルトムント)は、8日に行われたロシア・ワールドカップ2次予選のシリア戦に先発出場。トップ下に入った香川は、後半25分にFW岡崎慎司(レスター)のゴールをお膳立てするなど、3−0の勝利に貢献した。

 今季のブンデスリーガで輝きを放つ背番号10が、キレのあるドリブル突破から岡崎のゴールを演出し、代表の舞台でも“らしさ”を見せた。アシストを決めた得点シーンについては、「うまくかわせた時点で、オカちゃん(岡崎)がうまく入ってくれた。あそこは絶対に空きますし、そこに入ってくれたので良かった」と、代表通算47得点目を決めたストライカーを絶賛した。

 この点については、岡崎も「あれは半分くらい真司のゴール」と語るなど、互いのプレーをたたえ合っていた。前節のアフガニスタン戦(6−0)では揃って2得点を挙げていた「Wシンジ」が、この日もまばゆい輝きを放った。

「前半はすごく難しい試合だったが、90分を通して自分たちがしっかりと試合をコントロールできた。その中で後半に3点を取って、アウェーのゲームを勝ち切れて良かった」

 

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