侍ストライカー岡崎、有言実行弾 「自分が動きたいところに動いた」一撃

2点に絡む活躍

 日本代表のFW岡崎慎司(レスター)は8日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のシリア戦で、後半25分にチーム2点目となるゴールを決めた。これで代表通算得点を47とした。9月のアフガニスタン戦で2得点を決めたのに続き、2戦連発弾となった。この日の得点については「半分くらい(香川)真司のゴール」と謙遜したが、エースとしての役割をきっちりと果たした。
 試合前日に「自分が役割をきっちり果たしたい」と意気込みを語っていた侍ストライカーが、有言実行のゴールで貴重な追加点を生み出した。試合途中にはウオーターブレークが取られるなど、厳しい 暑さの中での一戦。岡崎は、いまひとつエンジンが掛かりきらなかった前半を無失点で終えたことをキーポイントに挙げている。
 
「前半、本当にタフな試合をしていて、相手もすごく良かったので、自分たちがペースを乱されないように(戦った)。危ない場面もあったが、0-0に抑えたところが後半につながった。後半は相手も落ちてきて自分たちのサッカーができた」
 そして、後半にはMF長谷部誠のパスに抜け出した岡崎がペナルティーエリア内でDFに倒されてPKを獲得。これをFW本田圭佑(ACミラン)が確実に決めて日本は待望の先制点をゲットした。MF香川真司(ドルトムント)のアシストから得点も決めるなど、岡崎は2点に絡む獅子奮迅の活躍が光った。

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