元ブラジル代表監督、JリーグのDF獲得に興味 「調査する」と目を付けた選手は?

パルメイラスを率いるスコラーリ監督【写真:Getty Images】
パルメイラスを率いるスコラーリ監督【写真:Getty Images】

パルメイラスのスコラーリ監督、G大阪加入の韓国代表DFキム・ヨングォンに注目

 昨年まで中国1部の広州恒大に在籍し、今年からブラジルのパルメイラスに期限付き移籍しているブラジル人FWリカルド・グラールが母国のテレビ番組に出演。現在チームの指揮を執るルイス・フェリペ・スコラーリ監督が、Jリーグクラブの選手に興味を示していることを明かした。ブラジルメディア「Torcedores」が伝えた。

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 グラールは母国のテレビ番組「Bem, Amigos!」に出演。そのなかで、現在所属するパルメイラスのスコラーリ監督と中国人選手の補強について話をしたか問われると、グラールは中国人選手ではなく、あるJリーガーを巡るやり取りをしたと語った。

「彼と(スコラーリ監督)と少し話しました。ワールドカップ(W杯)に出場した韓国人ディフェンダーのキムをすごく気に入っていたよ。彼は『アジアの選手に興味がある』と言っていた」

 “キム”とは、今季からガンバ大阪に加入した韓国代表DFキム・ヨングォンのことだ。ロンドン五輪やロシアW杯を経験し、韓国代表として67試合(3得点)に出場。2010年にFC東京でプロデビューを飾り、大宮アルディージャを経て、2012年から広州恒大で7シーズンにわたってプレーした。

 スコラーリ監督は、そんな韓国代表DFに目をつけているようだ。かつてブラジル代表を率いて2002年の日韓W杯を制した名将で、1997年にはジュビロ磐田も指揮。数多くのクラブで指導しているなか、2015年から2017年まで広州恒大で監督を務めてキム・ヨングォンとも共闘した。そうした繋がりから、継続して動向を追っているようだ。

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