プレミア名門対決はアーセナルがマンU撃破 立ち上がり20分で3得点の速攻劇

ぼうぜん自失のファン・ハール監督

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間4日、アーセナルと敵地で対戦し、0-3で大敗を喫した。前半20分までに立て続けに3度ネットを揺らされ、ガナーズの電光石火の攻撃に屈した。
 マンUは、右サイドバックにDFマッテオ・ダルミアン、左サイドバックにMFアシュリー・ヤングを起用。ルイス・ファン・ハール監督は、ミッドウィークに戦ったUEFAチャンピオンズリーグのヴォルフスブルグ戦とは左右を入れ替えてスタメンを組んだ。
 立ち上がりにペースを握ったのは、ホームのアーセナル。立て続けにゴール前に入り込む攻撃を見せると前半6分、MFアーロン・ラムジーのスルーパスからMFメスト・エジルが右サイド深くに入り込むと、中央に返したボールをMFアレックス・サンチェスが両足を交差させるトリッキーなシュートを決めて先制を許してしまう。
 ホームチームの勢いは止まらない。続く7分には、中央やや左サイドからペナルティーエリアに侵入したFWセオ・ウォルコットがDF2人を引きつけてラストパス。走り込んだエジルが左足インサイドで丁寧にゴールに流し込み、あっという間に2点差がついた。
 スタジアムにはアーセナルサポーターの歌声が響き渡り、ユナイテッドのファン・ハール監督のぼうぜん自失といった表情がテレビカメラに映し出された。
 攻守に機能しないマンUは、前半15分過ぎにようやく落ち着いてボールを持つ時間を作り出したが、あっさりとした形でさらにリードを広げられてしまう。前半20分、アーセナル陣内のスローインから簡単に前線につながれると、中央で受けたウォルコットからのパスを左サイドで受けたサンチェスがドリブルでカットイン。最後はペナルティーエリア外から、この日2点目となる強烈なシュートをゴール右に決められてしまう。
 名門対決は、立ち上がり20分で3点差がつく意外な展開になった。ボールを保持してもシュートまで持ち込めないマンUに対し、アーセナルは効率的な攻撃を見せる。前半34分には、左サイドに相手を引きつけたところで、逆サイドに向かってサンチェスがクロス。フリーになっていたラムジーが決定機を迎えたが、シュートを枠外に外した。
 しかし、リードを効果的に生かした試合運びを見せたアーセナル。ボール支配率ではマンUが上回ったものの、決定的な突破は許さず。カウンターをチラつかせながら、3-0のままハーフタイムを迎えた。

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