不遇のGKバルデスに救世主現る? マンU指揮官の”パワハラ”から解放されるか

セビージャが獲得に動くとスペイン紙が報道

 マンチェスター・ユナイテッドの元スペイン代表GKビクトル・バルデスは現在、ルイス・ファン・ハール監督からトップチームの練習参加中の施設立ち入りを禁止されるなど、鬼のような仕打ちを受けている。だが、そんな彼のもとに、ついに救いの神が現れようとしている。スペイン紙「ムンド・ディポルティーボ」は、来年1月の移籍市場でセビージャが獲得に乗り出すと報じている。

 2014年10月、バルデスは右ひざの前十字靭帯断裂の影響を受けて所属クラブなしの状態に陥っていたが、バルセロナ時代の恩師ルイス・ファン・ハール監督の招きでユナイテッドの練習に参加。そして今年1月に、1年半契約を結んだ。

 しかし、今季開幕前にバルデスが、リザーブチームでのプレーを拒否したことからオランダ人指揮官の怒りを買い、「私の哲学に反した」として戦力外に。トップチームの練習時間中のクラブハウスへの立ち入りが禁止され、クラブが発表した公式ツイッターの2015-16シーズンの集合写真には、バルデスの姿だけがなかった。

 そんななか、今夏の移籍市場ではトルコの強豪ベジクタシュが獲得に動いたが破談。スペインメディアから「氷漬け」と報じられるなど、不遇の時を過ごしていた元スペイン代表GKに、ようやく救いの手が差しのべられようとしている。

 

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