カザフスタンのクラブが起こした奇跡の“オウンゴール・ドラマ” カザフ史上初の勝ち点獲得

CLでクラブ初の勝ち点奪取

 カザフスタンのクラブが、トルコの名門から劇的な幕切れで歴史的な勝ち点1を手にした。
 30日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのアスタナ(カザフスタン)対ガラタサライ(トルコ)の一戦は、2対2のドローに終わった。しかし、この試合ではオウンゴールが3つも生まれる珍事が発生。初出場のアスタナは予想だにしない「オウンゴール・ドラマ」でクラブ史上初の勝ち点を手にした。
 前半31分、敵地に乗り込んだガラタサライは、MFビラル・キサが左足でミドルシュートを決めて先制に成功する。
 前半は0-1で折り返したが、後半に3つのオウンゴールが生まれた。
 試合終盤に差し掛かる後半32分、アスタナに同点ゴールが生まれる。FWカバナンガが左サイドからクロスを上げると、GKが弾いたボールがガラタサライDFハカン・バルトに当たってゴールイン。しかし、ガラタサライも反撃。後半41分、こちらも左サイドを突破したMFグムスがクロスを送ると、クリアしようとしたアスタナGKエリクがボールを後ろにそらしてしまう。エリクはなんとか手を伸ばしたが、ボールは無情にもゴールラインを割った。

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