インテルで出番なしの長友にまた試練 1月の移籍市場でレバークーゼンのイタリア人SB補強急浮上

25歳のDFドナーティがインテルの新たな獲物

 前節フィオレンティーナとの頂上決戦に敗れこそしたものの、リーグ開幕6試合で5勝と好スタートを切った日本代表DF長友佑都所属のインテル。今季は欧州のカップ戦への出場権を持っていないが、強化責任者のピエロ・アウシリオ氏は29日のUEFAチャンピオンズリーグのバルセロナ対レバークーゼンの一戦をカンプ・ノウで視察することがわかった。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が伝えている。
 目的は2つあるとしている。まずは、今夏の移籍市場でバルセロナから期限付き移籍で獲得したスペイン代表DFマルティン・モントーヤの去就問題について。すでにプレシーズンの段階でロベルト・マンチーニ監督から事実上の構想外を宣告されているモントーヤは、インテルでプレー機会を得るのは難しい状況にある。一定の試合数を超えて出場すれば自動的にレンタル期間を延長する契約条項だったが、現段階でそれが実現される可能性は極めて低い。
 そこで、来年1月の移籍市場でモントーヤを返却するために、バルセロナの強化責任者のアリエド・ブライダ氏と協議のテーブルに着くと報じられている。モントーヤがバルセロナのユース出身の選手であることからも、バルセロナは補強禁止処分が解除される来年1月の段階で選手の将来のために古巣に戻すことを考えているとしている。

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