マンU英代表MFヤング、「ネイマールじゃない」発言のファン・ハールとの亀裂を否定

「声の掛かった時に活躍する準備はできている」

 マンチェスター・ユナイテッドのMFアシュリー・ヤングが、ルイス・ファン・ハール監督の物議を醸す発言に対して言及した。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
 ファン・ハール監督は先日、「アシュリー・ヤングは期待できる出来だ。素晴らしいシーズンを送っている。だが、彼はネイマールではない。我々はワールドクラスのプレーヤーを手に入れなければならない」とコメントを残していることが話題を呼んでいる。同時に、ヤングとの関係に亀裂が生じるとも伝えられていた。
 しかし、このイングランド代表MFは指揮官の問題発言について、意に介してないようだ。
「別に困惑はしていないよ。契約延長を結べたことに喜びを感じているしね。監督は競争とローテーションを望んでいる。現に、多くの選手が加入し、競争が生まれている。ユナイテッドは世界最高峰のクラブ。誰もがプレーすることを望んでいるからこそ、気を張りつめて互いに切磋琢磨(せっさたくま)できるんだ。
 監督は私の能力と起用法を理解している。私も自分の能力がわかっている。私はオン・ザ・ボールで変化を生む攻撃的な選手の1人にすぎないが、いつだって声の掛かった時に活躍する準備はできている」
 今季5試合出場で2アシストの記録を残しているヤングは、献身性や攻撃面で好パフォーマンスを披露している。ファン・ハール監督の批判とも捉えられる発言に対しても、前向きに受け入れている様子だった。
【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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