ネイマール、コスタリカ戦ベンチスタートに激怒

「ベンチにいることに慣れようと思っていない」

  ブラジル代表の主将、バルセロナFWネイマールが4日のコスタリカとの親善試合で後半37分から途中出場を果たした。試合はゼニトFWフッキのゴールでブラジルが1-0勝利を飾ったが、ネイマールはベンチスタートとなったことに不満を爆発させている。ESPNブラジルが報じている。
「ベンチにいることに自分は慣れていないし、慣れようとも思っていない。僕はプレーしたい。スターティングイレブンに入るためにいつも努力しているんだ」
 6月17日の南米選手権1次リーグのコロンビア戦で退場となった以来のセレソンの舞台となったネイマールはこう語った。バイエルン・ミュンヘンFWダグラス・コスタと交代でピッチに飛び出したネイマールだが、ベンチスタートとなったことに怒りを込めた。
 ネイマールは今季おたふく風邪にかかり、序盤戦で離脱していた。ブラジル代表のニュージャージー州での合宿中には右膝を痛め、治療を受ける一幕もあった。コスタリカ戦欠場の可能性もあっただけに、ドゥンガ監督はネイマールの健康面を気遣っての起用法となった。だが、主将でエースの大役を担うネイマールにはサブ起用がとにかく我慢ができない様子だった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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