好きこそモノの上手なれ めぐが巡るスペイン育成ダイアリー Vol.1「世界最強バルサにも比肩するエスパニョールの育成組織」

 

スペインで日々奮闘中

 みなさま初めまして。小堺マシアめぐみです。
 慶応義塾大学ソッカー部女子を卒業し、2011年夏にスペインへと渡り、4年が経ちました。女子サッカーに対して「自分なりの形で貢献する」という強い思いから渡西を決意し、スペインで「よりサッカーを深く知りたい」と、日々を過ごしています。現在は選手を続けながら、スペインで仕事をしています。主に指導者・通訳・留学の遠征コーディネート、スペインのサッカー会社のプロジェクトに関わるなど、仕事内容は多岐にわたっています。また、スペインサッカー指導者ライセンス最高レベルを取得し、育成年代でも指導者として経験を積んでいます。
 さて、スペイン1部に所属するエスパニョールのフベニールB(高校1年生が所属)の現場で起きていることを今回から伝えていきたいと思います。エスパニョールは近年、各年代別代表に選出されてきたジョルディ・アマート(スウォンジー)をはじめ、バルサと肩を並べるような優れた育成組織を作り上げようとしています。日本の指導者や、選手の方々に世界トップレベルのチーム作り・戦術・指導法などをお伝えすることで、日ごろの活動のお役に立てていただければと考えています。
 さらに、監督だけではなく、トップレベルの選手がどのような意識や、姿勢でサッカーと向き合っているかをお伝えすることで、幅広い読者のみなさまの刺激になればとも思っています。

 

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