ドルトムント香川の兄貴分がトルコ強豪に電撃移籍

クバに続き、リーグ連覇メンバーのドイツ代表MFグロスクロイツが離脱へ

  日本代表MF香川真司の所属するドルトムントから2011、12シーズンにリーグ2連覇を果たすなど黄金時代を築いた同僚が去ることになりそうだ。ドイツ代表で、様々なポジションを高いレベルでこなす万能型MFケヴィン・グロスクロイツがトルコ名門ガラタサライに電撃移籍すると、ドイツ地元紙「ルール・ナハリヒテン」が報じている。
 同紙によると、グロスクロイツはガラタサライとの交渉がまとまり、メディカルチェックを受けるためにトルコに向かっているという。その後、正式契約を結び見通しだと報じている。
 ユルゲン・クロップ監督時代から、様々なポジションで起用されながらも香川と良い連係を見せていた。昨夏にユナイテッドからドルトムントに復帰直前の香川に、歓迎するコメントを出すなど兄貴分として、ピッチを離れても友好な関係を築いていた。
  “クバ”の愛称で知られるポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキもイタリアのフィオレンティーナへの移籍で合意し、チームを去ることが確実となっている。
 移籍市場の最終日に来て、ドルトムントで香川と共に苦難を共にしてきたチームメートの放出が立て続けに決まろうとしている。トーマス・トゥヘル新監督の下で、ドルトムントは再編のシーズンを迎えている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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