中島翔哉の市場価値が高騰 代理人が複数クラブの関心を明言「違約金は51億円だ」

ポルティモネンセのMF中島翔哉【写真:PORTIMONENSE SAD】
ポルティモネンセのMF中島翔哉【写真:PORTIMONENSE SAD】

フォンセカ氏はセビージャの興味を認め、「今の金額を払えるとは思っていない」と見解

 ポルティモネンセの日本代表MF中島翔哉はスペインメディアでセビージャからの関心が伝えられた。しかし、代理人で、クラブ株主であるテオドロ・フォンセカ氏は「セビージャが今の中島の金額を払えるとは思っていない」とし、違約金が4000万ユーロ(約51億円)まで跳ね上がっている中島の移籍に懐疑的な見方を示した。

 ポルトガル移籍1年目の昨季に29試合で10得点12アシストという結果を残した中島は、2年目の今季も7試合で4得点3アシストと攻撃陣の中心としてチームを牽引。日本代表にもコンスタントに招集されるようになり、森保一監督の下ではエースナンバー10を託されている。

 すでに欧州の強豪クラブからの関心が伝えられる中島。元ブラジル代表FWフッキ(上海上港)や現ポルティモネンセGMのポンテ氏の移籍を手がけたことでも知られ、ポルティモネンセの株主でもあるスポーツ・エージェントのフォンセカ氏は「多くのクラブからの関心があるが、(中島は)2022年夏まで契約更新をしたばかりだ。現在の違約金は4000万ユーロ(51億円)だ」と明かした。

 ポンテ氏も以前に「彼を引き留めるのは難しい」とビッグクラブによる引き抜きを覚悟したうえで、「放出するとしても、それは拒否できないような大きなオファーがあった場合のみ」と態度を明らかにしていた。

 セビージャが獲得に動いているという報道も出たばかりだが、フォンセカ氏は「どうなるかは待ってみよう。しかし、セビージャが今の中島の金額を払えるとは思っていない」と移籍の可能性を否定的に語っている。

 国内の名門スポルティング・リスボン相手に2ゴール2アシスト(現地時間10月7日/4-2)を記録するなど強烈なインパクトを残した。“小さな天才”の市場価値はすでにワールドクラスとなっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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