レアルがインテルの天才司令塔争奪戦勝利へ ACミラン、リバプールを制す

クロアチア代表MFコバチッチを41億円で獲得合意か

 レアル・マドリードがインテルの背番号「10」、クロアチア代表MFマッテオ・コバチッチ獲得で合意寸前となっていると、伊地元紙「ガゼッタ・デッロ・スポルト」が報じている。インテルは移籍金3500万ユーロ(約48億円)を要求しているようだが、最終的には3000万ユーロ(約41億円)ほどで合意するのでは報じられている。 
 一方、「ガゼッタ・デッロ・スポルト」では否定されていたものの、スペイン地元TV局「ラ・セクスタ」のホセ・ルイス・サンチェス記者によれば、レアルのポルトガル代表DFファビオ・コエントランが交渉に含まれる可能性を示唆している。インテルは兼ねたからこのサイドバックへ興味を示していた。また、スペイン現地紙「マルカ」によれば、金銭面についてはさらに交渉を詰める必要があると報じられている。
 2013年1月、クロアチア代表の名門ディナモ・ザグレブからインテルに加入したクロアチア代表は、19歳にして名門インテルの10番を背負うなど将来を嘱望されていた。ACミラン、リバプールも獲得に乗り出していた天才MFだが、インテルでの2年半を経て、14年に史上最多10度の欧州チャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたスペインの名門へステップアップを果たすのだろうか。そして、ここまで比較的静かな夏を過ごしていたレアルは、突如として大きなサプライズを提供しようとしている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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