メッシ代表活動休止のうわさを否定 アルゼンチン代表監督が火消しに躍起

親善試合のギャランティーも影響か

 アルゼンチン代表のヘラルド・マルティーノ監督が、アルゼンチン国民からの度重なる批判から代表活動休止問題が浮上しているバルセロナFWリオネル・メッシについて「私がメッシならとっくの昔に代表引退している」と擁護している。米テレビ局「FOXスポーツ」で語ったもの。
 昨夏のブラジルワールドカップに続き、今夏の南米選手権チリ大会でアルゼンチン代表は準優勝に終わった。そして、代表のエースであるメッシは国民からの大バッシングに傷心し、代表活動休止が取りざたされている。
 そんな背番号「10」を背負うキャプテンについて、マルティーノ監督は「もし、私がメッシの立場ならとっくの昔に代表から引退し、バルセロナでのプレーを続けているだろう。メッシに対する批判はどんな種類の分析であろうが、何の価値も重要性もない」と語っている。
 そして、指揮官はメッシ代表活動休止の噂の火消しに躍起になっている。
「私もレオもアルゼンチンサッカー協会の会長も、代表活動休止するなんて言っていない。重要な人間が関与していないところから出てきた話で説明が難しい」
 指揮官はこうも語っている。アルゼンチン代表とのマッチアップに対し、メッシ不在では各国が多大なギャランティーの支払いに難色を示しているとも報じられる現状で、指揮官はメッシの代表活動継続を力強く主張していた。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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