レスター指揮官が岡崎を絶賛「ボックス内でゴールの匂いを嗅ぎ分けられる選手」

定位置確保へ猛アピール成功

 レスターのクラウディオ・ラニエリ監督が日本代表FW岡崎慎司を絶賛している。岡崎は1日に行われた親善試合バーミンガム戦で途中出場。クロスにダイビングヘッドで合わせる岡崎らしい形から移籍後初ゴールを決めていた。チームも岡崎のゴールが決勝点となり、3-2で勝利していた。
 英地元紙「レスター・マーキュリー」によれば、ラニエリ監督は岡崎を「ボックス内でゴールの匂いを嗅ぎ分けられる選手」と、ストライカーとしての高い能力を賞賛した。
 バーミンガム戦では後半27分からの途中出場だった。しかし、およそ20分間の短い出場時間の中で同点ゴールにつながるFKを獲得し、決勝点を決めるなど大車輪の活躍を見せた。その活躍にラニエリ監督は「彼は入ってくるなり、いきなりいいプレーをした。とても好印象だった」とコメントした。
 レスターはFWにタレントを揃えている。プレシーズンではイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディやクロアチア代表FWアンドレイ・クラマリッチはすでに得点を決めていたが、岡崎もこれに続いた。昨季、リーグ戦ではチームトップの11得点を決めたFWレオナルド・ウジョアはここまでノーゴールだが、実績はあるだけに依然として岡崎の強力なライバルであることに変わりはない。
 とはいえ、テストマッチ最終戦でアピールに成功し、ラニエリ監督から絶賛された岡崎は、いい状態で開幕を迎えられそうだ。プレミアリーグは現地時間8日に開幕を迎え、レスターはホームでサンダーランドと対戦する。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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