ニューバランスの挑戦 フェライニも「足元のロールス・ロイス」と絶賛

ニューバランスがフットボール業界へ

 フットボール界に新たな風が吹き始めている。象徴的な「N」のマークを持つスパイクが、世界中の芝の上でその存在感を放ち始めたのだ。
 株式会社ニューバランス・ジャパンは、2015年2月にフットボール界の市場に参入した。リバプール、ストーク・シティ、ポルト、セビージャなど、欧州の強豪とパートナーシップ契約を結び、ユニホームの胸元にNBのマークが刻まれることになった。日本のクラブでは、サガン鳥栖、モンテディオ山形とも契約を結んでいる。
 そして、7月1日、同社初のスパイクを全世界同時発売した。6月25日には、その発表イベ ントが行われ、ゲストとして来日中だったマンチェスター・ユナイテッドのMFマルアン・フェライニが登場し、「共に成長していける存在でありたい」と語った。
 新たに同社初となるスパイクをデザイン。キャッチフレーズが「Make chance /たくらめ」の「VISARO(ビザロ)」、「Take chance /きめろ」の「FURON(フューロン)」という2種類の新スパイクを世に解き放った。
 「VISARO」は、攻守両面にわたって豊富な運動量を求められるプレーヤーのためにデザインされている。ボールを正確にコントロールするために、つなぎ目がなく、クッション性の高いアッパーを採用。4ミリ厚のクッション素材を施すことで、ボールの勢いを吸収。メッシュ表面をポリウレンタン加工することで、正確なボールコントロールの実現をサポート。インフロント部分には厚みを持たせ、足にかかる圧力を制限することで、瞬時のボールコントロールを容易にし、キック時のインパクトを強めまる。

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