相手のドリブルを阻止しようと寄せるも、足がもつれて顔面から地面に転倒し…

　サッカーの見どころの一つとなるのが球際での激しい攻防だが、物珍しいタックルの動画が反響を呼び、300万回を超えるヒットとなっている。7月31日にデンマークで少年サッカー大会「Hodsager Cup」の試合が行われ、このなかで繰り出されたタックルに対して「死んだ魚」「世界最高」との声が上がっている。

　注目を集めているのは、ハーニング・フレマッドがファスター・ハニングに4-0と完勝した一戦のワンプレーだ。

　ハーニング・フレマッドの選手がライン際を突破しようと猛スピードで走り込んだ一方、相手の一人が対応しようと追走。守備側の動きを察知したハーニング・フレマッドの選手は急激な方向転換でかわしにかかったなか、相手は足がもつれる形となり顔面から地面に転倒。結果的に全身でブロックする形となり、相手の突破を阻止した。もっとも倒れ込んだ守備者も驚きの表情を浮かべており、ドリブルをしていた選手に手を上げて謝る仕草を見せている。

　英メディア「スポーツバイブル」が、公式フェイスブックでこのプレー動画を紹介するとSNSを通じて拡散。「全身タックル」と見出しが打たれ、再生は300万回を突破した。またデンマークメディア「.bold.dk」は「おそらく世界最高のタックルだ！」と称賛し、英メディア「コパ90」のアメリカ版ツイッターでは「これは死んだ魚になる方法ではない」と冗談交じりに記している。

　デンマークで生まれた珍タックルの反響は今も広がり続けている。