ポドルスキがイタリアでの半年間を振り返る 「移籍は失敗だった」

22試合出場1得点に終わる

 ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがドイツ紙「ビルト」のインタビューに応じ、イタリアで過ごした半シーズンとアーセナルへの思いを語った。
 インテルでは半年間での22試合の中でスタメン出場は8試合にとどまり、ゴールはウディネーゼ戦の1得点のみ。「インテルへの移籍は失敗だった」とポドルスキ自身もイタリアで良いパフォーマンスができなかったことを認めた。
 そして、「レギュラーとしてプレーはできなかったが、決定を受け入れてやってきた。今、前を向くときだ」と未来へと目を向けている。
 ポドルスキ自身は「7月10日に始まるアーセナル のトレーニングに向けた準備はできている。ロンドンでは常に居心地が良かった。監督、サポーター、クラブ全てがだ。全てをささげて、アーセナルのレギュラーに戻りたい」と、ロンドンへの帰還を考えているようだ。
 さらに、強い意欲を口にした。
「プレミアリーグはセリエよりも自分に合っている。自分にアーセナルでチームに貢献できるだけの実力があることは分かっているんだ」
 本人の強い希望とは別に、2016年夏でアーセナルとの契約が切れるポドルスキに対してトルコのガラタサライが獲得に動いているという報道もある。今夏はアーセナルにとって契約延長をするか、移籍金を得るかの判断が迫られる時期であり、ドイツ人FWの将来は不透明なものになっている。
【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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